令和7年年頭あいさつ
東海商工会議所 会頭 橋山 和生
新年あけましておめでとうございます。
会員の皆様には、健やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
昨年は、最低賃金の引上げ額が50円となり、価格転嫁の難しい中小企業・小規模事業所は、資源価格や原材料の高騰、更に深刻化する人手不足も加わり依然として厳しい状況が続いております。
しかしながら、「東海まつり花火大会」では会員事業所から多くの協賛金を頂き、「東海秋まつり」では多くの会員事業者にご出店頂くなど、それぞれ盛大に実施することができました。改めて御礼申し上げます。またIT化支援として「生成AI」や「IT活用」をテーマとした講習会の開催の他、「会員情報サイト」の立上げや「就職情報誌の電子化」、また所内会議の電子化など業務のIT化にも取り組んでまいりました。
人材確保対策として開催した「東海市就職フェア」では、昨年に続きハローワークと共催で対面式企業説明会を開催し、会社訪問や採用に繋げる機会を提供し、また知多地区商工会議所との交流会や姉妹・友好都市の産業まつりへの参加など各種団体との連携も図ってまいりました。
本年は、これまでの事業の継続と、事業所の競争力強化のためのDX推進、更に地域経済の活性化のための事業を進めると同時に、東海市のPRとなるような新たな特産品開発のための勉強会を開催するなど更なる賑わいを創出し事業所を支援できる事業を計画してまいりたいと考えております。
東海商工会議所は、令和7年も引き続き、事業者支援と東海市の活性化を目指した取り組みを行政に提案し、事業の柱である「中小企業に寄り添った経営支援」を伴走型で取組み、社会経済の変化に対応する企業が抱える課題の解決を図るための各種事業の積極的な展開を通して地域に貢献し、より一層会員事業所や地域社会に信頼され、必要とされる地域総合経済団体を目指してまいります。
結びに本年が皆様にとりまして良い年となりますことを、心よりお祈り申し上げまして、新年のご挨拶とさせていただきます。
2025年 元旦
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